お電話でのお問い合わせ
0223-22-0912
電話受付 9:00〜18:00 (土日・祝を除く)
メールフォームでのお問い合わせ
メールでご相談・お見積り
24時間/365日 メール受付中!
ネット記事などで「自分でカーシートを掃除する方法」をよく見かけます。
しかしプロから見ると、やってはいけないことばかり。
間違ったカーシート洗浄を行わないため、プロのアドバイスをお役立てください。
有限会社アルファクリーンシステム代表取締役 長沼 明彦
カーシートの汚れをご自身で落とすのは、結論から言うと「不可能」です。 それどころか事態を余計に悪化させてしまう場合もありますので、まずは以下の3つを覚えておいてください。
一般的に入手可能な物で汚れや臭いを落とそうとする場合、市販の洗剤をかけて拭く、こする、スチームクリーナーを当てる、消臭剤をかける、 といったところでしょうか。しかし、どの方法も汚れや臭いの元、洗剤、消臭剤の成分がその場に残ってしまいます。特に重曹は論外!真っ白な跡が残る上に、成分が強すぎて布地を傷めてしまう恐れがあります。
洗浄前の下処理の画像。
スプレーをかけて拭き取る方法は、言わば下処理のみで済ませてしまうのに等しい行為です。
それらは後になってさらなる悪臭の原因となり、シミになって布地の表面に浮き出てきます。その状態を何とかするために、また洗剤や消臭剤をかければ同じことの繰り返しです。
カーシートの汚れや臭いを解決するためには「汚れや臭いをその場に残さない」ようにする必要があります。洗剤で汚れを分解し、大量の水で濯ぎ、その水分を脱水、つまりは「洗濯する」のです。でも、シートの骨組みから布地を外して洗濯機に入れるなんてことはできません。では、どうやって洗濯をすれば良いのでしょうか?
骨組みにしっかりと張り付けてある布地を洗濯する方法とは…?
では実際に、車のシートを汚してしまった場合にどうするか?ネットで見かけるような「自分でカーシートを洗浄する方法」は間違いだらけ。絶対に試さないでください。
元も子もないですが、これはもう、カーシートの専門業者に洗浄を依頼するしかないのです。とはいえ、まだまだカーシートのクリーニング業者は数が少なく、また、経験に乏しい業者が多いのが現状です。実際にクリーニングを依頼する業者を選定するには不安がつきまとうと思います。
カーシートの洗浄業者選びは、おそらく検索サイトやポータルサイトで業者を複数ピックアップすると思います。しかし価格表にばかり目が行ってしまうのはNG。その業者がどういう方法で洗浄するのかを深く確認せずに依頼した結果、失敗してしまったという声を聞くことが少なくありません。そのような方からの再洗浄のご依頼をいただくというケースも増えてきています。それこそ冒頭で述べたような「ただ洗剤をかけて拭き取るだけで、後になって失敗だったことに気づいた」という方もいます。
まずやるべき事は、ホームページ内に説明のページや動画などがあるか確認し、そのやり方を充分に確認しましょう。そもそも、説明や写真・動画で説明していない業者は論外。どんなに安くても、候補から外してしまった方が無難です。
次は、そのやり方をしっかりと見極めること。キーワードは先にも述べた「洗濯」です。ちゃんと洗浄、濯ぎ、脱水を行なっているのか?そこがカーシート洗浄業者選定のポイントになります。
このような方法で洗浄しているかが非常に大事。
カーシートなど布製品のクリーニングで「水を使わない方が良い」と言う業者もいますが、そんなことはありません。
「洗濯」というキーワードを先述しました。つまり、私どものクリーニング方法は水を使います。排泄汚れにせよ、飲みこぼしにせよ、洗剤を使用するのであれば、汚水と洗剤成分をしっかりと濯ぎ、脱水しなければ何の解決にもならないのです。
私たちアルファクリーンシステムでは「高圧洗浄(濯ぎ)」と「汚水の吸引(脱水)」を同時に行うシステムを採用しています。私たちがカーシート洗浄に用いる機材は、簡単に言うと「布地をその場で洗濯できる機材」なのです。
カーシート洗浄の流れを説明すると…
プロの機材と技術を使っても、このような地道な作業の繰り返しになります。これが「自分でカーシートを洗浄できない理由」なのです。
同様の工程を行なえる機材を採用している業者は他にもあります。しかし、その性能や技術は業者によってピンキリで、折角良い機材を使っていても時間重視で肝心の洗浄が不足している業者も少なくありません。
これに関しては、実際に電話でやり取りをして、どこまでやってくれる業者なのかを見極める必要があります。それでも決めかねる場合は、私たちにご相談ください。
洗浄後は必ず「干す」という工程が必要になります。しかし、終わった後にそのまますぐ運転して帰る方がほとんどかと思います。運転席以外の洗浄で翌朝まで同乗者なしであれば、そのまま乗って帰って問題ありません。運転席の洗浄、または複数名の同乗者ありの場合はシートが乾燥するまで待たなければなりません。
私たちの場合は、汚れても良い大きめのバスタオルを持参していただき、帰りはシートに被せてお乗りいただいています。ビニールは着座姿勢が安定しないため大変危険です。
2台で来店してシートを洗う車は預かり作業で、という方もいると思いますが、悪戯などの被害の責任を負いかねるため、預かり作業は基本的に受けていない業者がほとんどです。
以上を踏まえた上で、シート洗浄の予約は充分に時間の取れる日を幾つか作り、業者側の空き状況と照らし合わせて調整すると良いです。
以上、カーシートの汚れや臭いでお悩みの皆様の参考の一つとなれば幸いです。
0223-22-0912
電話受付 9:00〜18:00 (土日・祝を除く)
メールでご相談・お見積り
24時間/365日 メール受付中!